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イベント情報(2013年度)

2013年度 作文コンクール開催のお知らせ

2013年06月13日更新

神奈川県に住む中学生・高校生のみなさん ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  法について考える

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 機会をつくってみませんか?

 

テーマ
① 「表現の自由について」
② 「ものごとの決め方について」
③ 「平等について」

 

応募締め切り:平成25年9月9日(月)必着

 

この度,横浜弁護士会では,神奈川県内の中学生・高校生を対象に,「法」に関連する作文コンクールを行うことになりました。

普段あまり意識することがないかも知れませんが,「法」はみなさんの生活の中に身近に存在しています。「法」というととても難しいイメージを持つかも知れませんが,「民法」とか「刑法」などの法律を知らなくても,「法的な考え方」を身につけることはできます。そして,「法的な考え方」は,次世代を担う中高生のみなさんにとって,これから様々な場面で役立つことと思います。普段あまり意識することのない「法」に関連する問題を考えてみませんか。

今回の課題にも「正解」はありません。みなさんの若い感性を発揮して,たくさんの作品を応募ください。

 

主催  横浜弁護士会

 

応募資格

神奈川県在住,あるいは,神奈川県内の学校に通う中学生・高校生

字数・分量

A4サイズの400字詰原稿用紙3枚~5枚以内
字数にして1200字から2000字以内
※事務処理の都合上,上記の用紙サイズ・字数を厳守していただくようお願いします。

テーマ

【テーマ1】 「表現の自由について」
憲法21条では次のように定められています。
「第21条
第1項 集会,結社及び言論,出版その他一切の表現の自由は,これを保障する。
第2項 検閲は,これをしてはならない。通信の秘密は,これを侵してはならない。」
これは「表現の自由」を定めたものです。
そもそも全ての国民は個人として尊重され,国民の自由は,公共の福祉に反しない限り,最大限尊重されます(自由権)。
中でも表現の自由は,(1)これが保障されることであらゆる情報が社会に流れ,そのことが人間の成長や人格形成に重要な役割を果たすこと,(2)国民が国会議員などの代表者を選ぶときに最もふさわしい人を選ぶためには表現の自由が保障されていなければならないことから,最も大切な人権の一つと言われています。
憲法21条では,集会,結社及び言論,出版その他一切の表現の自由が国民に保障されていますが,他方で,人の名誉を傷つけたり,プライバシーを侵害するような表現は許されないものとして法律で禁止されています。
このような表現の自由はどこまで保障されるべきでしょうか。自分の身近な例を挙げながら,あなたの考えを論じて下さい。

【テーマ2】 「ものごとの決め方について」
AとBが次のような議論をしています。あなたの意見はどうですか。自分の身近な事例を交えながら論じて下さい。
A「人はそれぞれ意見が違うけど,一人ひとりの意見は大切にすべきだよね。みんなの意見を公正に取り入れるには,全員の意見を聞いて,その中でどの意見が一番いいかみんなでよく話し合って議論すべきだよ。どうしても決まらなければ最後は多数決で決めればいいよね」
B「そんなのは理想だよ。一人ひとりの意見を聞いていたら,早く決めなければいけないことが決められなくなり,かえって悪い結果になることもあるよ。正しい意見を持っている人がうまく意見を言えない場合もある。そして意見がまとまらずに多数決になったら,結局は少数者の意見が採用されなかったことになるじゃない。それなら優秀なリーダーを決めて,その人に何が最善かを検討してもらい,結論を任せた方が効率的じゃないかなあ」

【テーマ3】 「平等について」
Cくんが次のようにぼやいています。あなたの意見はどうですか。自分に身近な事例を交えながら論じて下さい。
C「平等って言うけど僕は生まれつき頭も良くないし運動もできない。人は生まれながらに不平等なんだから,みんな平等だって言われても納得できないね。努力すればいいって言うけど,努力してもできない人はどうすればいいの。今日電車に乗ったとき,部活で疲れたから座りたかったのに,優先席しか空いていなかったから我慢して座らなかった。この間は電車に乗ろうとしたら,女性専用車だと言われて慌てて別の車両に移った。これって平等なのかなあ。平等って一体何だろう」

募集期間

平成25年9月9日(月) 必着

募集要項

  • 作文の素材や標題(タイトル)は基本テーマに沿ったものであれば自由です。
  • 作品は,他団体主催の作文コンクールや弁論大会等において,応募歴のないものに限ります。
  • 応募いただいた作品は返却いたしませんので,応募前に必ずコピーをおとりください。
  • 入賞作品の著作権は横浜弁護士会に帰属しますのであらかじめご了承ください。
  • 入賞者氏名・入賞作品は,横浜弁護士会発行の「法教育ニュース」「横浜弁護士会新聞」等への掲載を予定しています。

募集方法

下記住所まで,ご連絡先を明記した申込書を同封の上,郵送にてご応募ください。

〒231-0021
神奈川県横浜市中区日本大通9番地
横浜弁護士会  法に関する作文コンクール係
TEL 045-211-7711, FAX 045-211-7718

作品の選考方法・表彰

締め切りまでに提出されたものにつき,横浜弁護士会会長等によって構成される審査委員会の審査によって厳正な選考を行います。
選考の上,中学生の部,高校生の部でそれぞれ,最優秀賞各1名,優秀賞各2名を選出する予定です。
入賞者には,賞状と副賞の贈呈を予定しています。
結果発表については,学校を通じてお知らせさせていただくほか,横浜弁護士会ホームページでも発表します。
なお,最優秀賞の方の表彰式も行う予定ですが,表彰式の日時・場所については,後日に別途ご案内いたします。

 
 
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