2014年02月03日更新
私は、横浜弁護士会主催の就職説明会をきっかけに、現在の事務所に、縁あって就職することになりました。
私は、修習開始後、1月ころから、就職活動を開始しました。
当初、私の就職活動は、日弁連の求人ページや就職説明会にブースを出している事務所等に履歴書を送る、という一般的なものでした。3月に行われた横浜弁護士会主催の就職説明会に出席するまでの間、10通ほど履歴書を送りましたが、司法試験の成績があまり良くなかったこともあり、面接に呼ばれる回数は多くありませんでした。
その後、上記説明会に出席し、現在の事務所に、声をかけてもらいました。ただ、同事務所の弁護士から、まずは、いろいろな事務所を見て回ったほうが良いと勧められたため、知り合いの弁護士事務所を紹介してもらい、4~5か所、事務所を訪問しました。
結局、7月ころ、現在の事務所から内定をもらったのですが、あとに聞いた話では、このとき訪問した事務所に、私と同じように面接を受けていた方の採用が決まったとのことでした。ですので、応募した事務所での採用に至らなくても、その事務所の弁護士の紹介で、公募のない事務所に就職が決まることがあると思います。
また、私は、就職活動中、出身地や出身校のつながりが、思った以上に、大きな要素として働くことを感じました。
私は、就職活動を始めるまで、弁護士事務所にコネなどは全くありませんでしたが、活動し始めてから、同じ出身校の弁護士事務所を訪問させてもらうなどして、つながりが増えていきました。経歴が同じというだけで、親身になってくれる方が多く、現在の就職にもつながったように思います。
私は、修習生名刺の裏面に、簡単に経歴を載せておいたのですが、その点に興味を持ってくださる方が多くいましたので、就職活動のひとつの工夫として良かったと思います。
私は、修習地が山形でしたので、関東で就職活動するには、時間的な面や金銭的な面で、多少負担がありました。
しかし、関東の修習生と比べて就職が不利だ、ということはあまり感じませんでした。
実際に、横浜弁護士会所属の同期の弁護士には、修習地が遠方の方が多くいるので、それだけで優劣はつかないと思います。
以上、とりとめもなく私の就職活動経験を書いてしまいましたが、私は、成績が良いとはいえず、これといった特徴もありませんでした。しかし、色々なつながりを持てたことで、就職ができました。ですので、今後就職活動をするにあたっては、直接採用と関係がない場合でも、弁護士と知りあう機会をたくさん設けて、弁護士とのつながりを大切にすることをおすすめします。
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