2014年02月03日更新
私の就職が決まったきっかけは、直接的には横浜弁護士会が秋に開催してくれた就職応援会に参加したことですが、それ以前に就職説明会に参加していたことが、間接的なきっかけとなりました。
私の場合、履歴書を8つほどには出したものの、全体として就職活動をあまりしなかったほうの部類に入るのだと思います。
修習前や分野別実務修習中は、進路については実際に修習をしてから決めたいし、そうでなければわからないという思いがありました。
そのため、修習前においては、東京三会の合同説明会があるらしいということで、一応これには参加して、いくつかの応募をしたものの、本格的に就職活動をする気にはなれませんでした。
分野別実務修習中も、修習地が高松と遠くであり、今でこそ格安航空が就航しているけれども、当時はそのようなものもなく、関東に出でくるためには深夜バスでも片道1万円近くかかるような状況でした。
貸与を受けている身にとって、交通費の負担が大きかったこともあり、集合修習のときにすればいいやと軽く考えて、就職活動はほとんどしませんでした。
ただ、実家のほうで用事があり、東京にいる際に、たまたま横浜弁護士会の就職説明会があったので、せっかくだからという感じで参加はしており、就職した事務所を含めて、いくつかの事務所に履歴書は送ってはいました。
しかし、高松からだと、修習をしつつ、平日に神奈川県へ行くことは時間的に難しく、事務所訪問や面接に行くことはできませんでした。
そして、いよいよ集合修習になったのですが、実家が東京にあったため、案の定和光の寮には入れず、片道90分近くをかけて通っていたことなどから、就職活動にほとんど時間をかけられない状況にありました。
そんな中、横浜弁護士会の就職応援会で、今の事務所の兄弁が、履歴書を出していたことを覚えていてくださり、ボス弁と引き合わせてくださったことが、就職につながりました。
ちまたで就職難が叫ばれる中、かなり楽観的に行動していましたが、それでも何度かそろそろ就職活動をしないと危ないのではないかと思うこともありました。
精神衛生上も、就職先が決まっていたほうが楽であることは確かだと思いますので、早め早めに行動をしたほうが良いとは思います。
もっとも、かなりゆったりと就職活動をしていた私でも就職先は見つかっていますし、周りを見渡してもなんやかんやで就職先は見つかっているようなので、そんなに悲観的になる必要もないと思います。
この文章を読んでくださった方の就職活動に対する不安が少しでも和らげば幸いです。
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