2013年03月07日更新
私は、司法試験合格発表後から就職活動を始めました。合同就職説明会に参加したり、日弁連のホームページで公募を行っている事務所に履歴書を出す、といった活動を行っていましたが、なかなか就職は決まりませんでした。これと並行して、ロースクールの先生を頼ってみたり、知り合いのつてをたどってみたりもしましたが、いずれもいいお返事はいただけませんでした。 分野別修習が終了し、集合修習が始まった10月初旬、私は、横浜弁護士会の就職応援会に参加しました。会場には、多くの事務所の弁護士の方々がいらっしゃり、食事をしながら求人情報についてお話をうかがうことができました。私は、そこで現在勤務している事務所の所長と出会うことができ、ご縁があって、入所させていただくことができました。 就職応援会は、立食形式で行われる上、修習生の人数も比較的少ないため、一般的な合同就職説明会よりも話しやすい雰囲気の中、より多くの弁護士のお話をうかがえるという点で、非常に有意義であると思います。弁護士会によっては、新人を受け入れない方針をとっているところもあると聞きますが、そのような中で、比較的規模の大きい横浜弁護士会が受け皿になってくれるということは、非常にありがたいことだと思います。 私の就職活動を振り返ってみて、反省すべき点は、もっと積極的に動くべきであったということです。たしかに、前橋修習ということもあり、横浜で就職活動を行うにあたって不便な点はありましたが、それを差し引いても、尻込みせずにもっと積極的に動くべきであったと今では思います。皆様の中にも、履歴書を出すことを躊躇してしまう方もいらっしゃると思いますが、結果はどう転ぶかわからないので、とにかくアタックしてみることが重要なことであると思います。 私の体験が皆様のお役に立つようであれば幸いです。最後になりましたが、皆様が就職活動で良い結果を出せることをお祈り申し上げます。
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