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会長就任のご挨拶

横浜弁護士会会長 竹森 裕子

皆様には、益々ご清栄のことと存じ上げます。

さて、私は平成27年4月1日から、平成27年度の横浜弁護士会会長に就任いたしました。

横浜弁護士会は、神奈川県内に法律事務所を持つ弁護士・弁護士法人が全て加入している団体です。会員である弁護士の人数は平成27年4月1日現在で、1496名(女性287名)、うち川崎支部201名、県西支部(小田原・厚木・平塚など)120名、相模原支部71名、横須賀支部44名、横浜本部1057名となっています。

県下910万人の県民の皆様の法的ニーズに応えるため、8ヶ所の法律相談センターを設けている外、高齢者・障害者のための「みまもりダイヤル」、事業者のための「ひまわりほっとダイヤル」、犯罪被害者支援、交通事故相談等の専門相談体制をとっております。県内自治体の無料法律相談に弁護士を派遣もしております。

また、東日本大震災被災者や原発被害者のための支援も重要な活動の一つです。

刑事事件においては、捜査の被疑者段階から裁判までの国選弁護人、少年事件の国選付添人をはじめとして、裁判員裁判に対する対応、犯罪被害者参加の支援などの分野においても精力的な活動を行っております。

その外にも、いうまでもなく憲法問題や貧困問題、子どもの人権・消費者保護運動などの人権擁護活動は、弁護士及び弁護士会の基本的使命として、これからも力を注いでまいります。

私ども弁護士会としては、これらの役割をしっかりと自覚して、県民のニーズに応え、頼りがいのある弁護士会となるべく5人の副会長とともに努力してまいります。1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成27年4月1日
竹森 裕子

 
 
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